[ビートリーシング]ラップを始めるならトラックはシェアで買うべき理由

スポンサーリンク

こんにちは。
小平です。

今回は私が副業で行っているヒップホップ のトラックメイカーの仕事に関連した内容で、これからラップを始めたい、ラッパーになりたいと言う、駆け出しのラッパーの方へ向けた記事となっています。

ラップをする上で必ず必要なのが

「トラック」または「ビート」です。

日本では一般的に、ビートは一点もので、購入した人のみが使用して楽曲を作る事ができる、いわゆる「独占使用」という形で購入する事がほとんどです。

ですが、ラップを始めたばかりの方は独占使用でビートを購入するよりも、購入した人全員が使用して楽曲を作る事ができる

「ビートリーシング」または「ビートシェアリング」

でビートを購入した方がかなりメリットがあります。

今回はラップを始めたばかりの方が「ビートリーシング」でビートを購入した方がいい理由を書いていきます。

スポンサーリンク

ラップを始めるならトラックはシェアで買うべき理由

ラップをこれから始めたい、ラップを始めたばかりの方がビート、またはトラックを購入した人全員でシェアする「ビートリーシング」「ビートシェアリング」で購入することの大きなメリットは2つあります。

①かっこいいビートを安くたくさん購入できる
②ビートリーシングのビートで楽曲を作成した方が拡散される


この2つのメリットは、一点ものの自分だけが使える「独占使用権(英語圏ではExclusive License,Exclusive beat)」のビートにはないメリットです

かっこいいビートを安くたくさん購入できる

ビートを独占使用権(英語圏ではExclusive License,Exclusive beat)で購入する場合、だいたい平均で、1曲2万円前後です。

結構高いですよね。
アルバムを作るとして10曲ビートを購入したら20万円もかかります。

しかしビートシェアリングの場合は独占使用よりも、かなり安く購入する事ができます。
しかも、自分の予算に合わせてプラン(またはライセンス:License)を選べば、より安い金額で購入もできます。

*この上記の画像は私がビート販売サイト「BEATSTARS」で普段販売しているプランになります。ライセンスの名称等、トラックメイカーによって違うのでご了承ください。

  • Wav License $20/MP3/WAV/ビートリーシング
  • Track Stems License $50/MP3/WAV/Track stems/ビートリーシング
  • Unlimited License $100/MP3/WAV/Track stems/ビートリーシング
  • ・Exclusive License 価格は要交渉/MP3/WAV/Track stems/独占使用


ビートリーシングの場合、平均の価格は

MP3・WAVファイルのみだと、数千円。
パタデータ(track stems・track out)込みで7千〜1万円前後

で購入する事ができます。

さらに、海外のビートストアなどではよく
「Buy 1 Get 1 Free 」
などと表記されているビートを目にします。

これは
Buy 1 Get 1 Free = 一曲購入すれば一曲タダで手に入るよ

という意味です。

この様にセールを実施している場合であれば、1万円でパラデータ込みのビートを2〜3曲手に入れることもできるので、かなりお得ですね。

もちろんビートリーシングで購入したビートで制作した楽曲は、アップルミュージックなど、収益の発生する配信(商用利用・営利目的使用)も可能です。

注意!ビートシェアリングのビートは使用制限がある

ビートシェアリングのビートを購入する際に注意する事が、使用制限です。

ライセンスに設定されている制限を超えた場合は再びライセンスを購入しなくてはいけないのです。

例えば、上記の画像の「Track stems License(mp3,WAV,Track stems)」のライセンスだと

・1000000 Online Audio Streams = ストリーミング 再生100万回まで
・1 Music Video = ミュージックビデオが1本作れる


と表記されているので、
もしApple Musicなどの再生回数が100万回を超えた場合や、ミュージックビデオを2本作った場合、

再び同じ値段のTrack stems Licenseを購入して、ライセンスの更新をする必要があります。


価格は安いけど使用制限がキツい、、、なんてこともあると思うので、
ビートリーシングのビートを購入する際は、価格と使用制限をチェックしてから購入しましょう。

もし、ビートリーシングのビートで使用制限がないビートを購入したい場合はUnlimited Licenseの購入が良いと思います。
Unlimited (無制限)なので、再生回数が増えても、ミュージックビデオを何本作ってもライセンスの更新はありません。

もし、お金に余裕があって、自分の曲がそれなりの再生回数を見込めるなら
無制限のビートリーシングもいいかもしれませんね。

ビートリーシングのビートで楽曲を作成した方が拡散される

同じビート使って複数のラッパーが曲を作った場合、楽曲やビートは、ラッパーの数・または楽曲制作に関わったエンジニアの数だけ拡散されることになります。

一見ビートメイカーにしかメリットがないように感じますが、それは違います。

例えば、自分以外のラッパーが同じビートで曲を作った場合
「俺も同じビートでラップしてるぜ!聞いてくれよ」
とSNS等で自ら発信すれば、それを見たリスナーが興味を持って自分の曲も聞いてくれるかもしれません。

もしくはビートメイカーが
「このビートでたくさんのラッパーが曲を作ってくれました。是非聞いてください」
と拡散したり、同じビートでラップしている人のプレイリストを作成する場合もあるでしょう。

この拡散のされ方はビートリーシングならではのメリットです。

ビートリーシングでビートを購入する場合、事前にビートメイカーにこのような拡散をお願いするのも一つの手段ですね。

ビートリーシングが拡散されやすい理由。ビートジャック・ミックステープの文化の衰退が影響?

ビートリーシングが拡散されやすい理由にヒップホップ に以前からあった

「ビートジャック」
「ミックステープ」


この二つの文化の衰退が影響しています。

ミックステープとビートジャックについては、定義が曖昧なので一概に言えませんが、

ミックステープとは、複数のアーティストの曲にリミックスしてアルバムにしたものです。
ラッパーは有名になるために、自分の曲をミックステープに入れてもらったり、または、他人の有名な曲のビートを勝手に使って自分のラップを乗せた複数の曲をアルバムにして販売、無料配布していました。(ミックステープで成功したラッパーとしては50centが有名です)

ビートジャックは、元の原曲と同じビートを使って、作成した曲をいいます。
フロウなども再現してる場合も多いです。
または、元の原曲のビートを自分で新たに打ち直して再現したビートを使った曲もビートジャックという場合もあります。
ビートジャックで有名なのは、日本のKOHHが有名です。

ラッパーが名前を売るための手段として長い間使われていたこれらの方法は、近年、著作権などの権利の問題で楽曲をリリースする事は難しくなっています。

そこでミックステープなどの代わりに広がってきたのがビートリーシングのシステムというわけです。

ビートジャック・ミックステープの文化である「ビートのシェア」を合法的にクリアし、格安でビートを購入できる。
そして多くのラッパーと同じビートでラップをする事で、自分の曲を拡散できる。
または「このビートなら俺が一番いいラップしているだろう?」とスキルを見せつける機会にもなります。

韻マンもビートリーシングで楽曲を制作してた

いくらビートリーシングが魅力的でも、
「自分だけのビートで曲を作りたいな、、、」と思うラッパーが多いと思います。

ですが、そう感じるのは、日本でビートリーシングのシステムがメジャーではないからだと思います。
あと5年もすれば、ビートリーシングは当たり前と言われる世の中になっている可能性は十分あります。

実際、MCバトルで有名なラッパー「韻マン」はビートリーシングでJammy Beatzの「Lil Tecca Type Beat – “Wild Side” 」を使用して「Change My Life」という曲をリリースしています。

もしかしたら知らないだけで、今までいろんなラッパーがビートリーシングで購入したビートを使っていたかもしれませんね。

韻マン – " Change My Life "【Dir. by @Sekaiseifukuyameta】

[FREE] Lil Tecca Type Beat – "Wild Side" | Melodic Trap Beat | Free Type Beat

ちなみに、Jammy Beatzの「Lil Tecca Type Beat – “Wild Side” 」は現在もビートリーシングで購入する事ができるので、もし韻マンみたいにこの曲でラップしたいという方は、ビートを購入してみてはいかがでしょうか?

ビートリーシングのビートを購入するサイト

現在日本で有名なビート販売サイトは

の3つだと思います。
いずれも海外サイトなので英語表記ですが、英語のテストが毎回赤点だった私でも使えるのであまり問題はないと思います。
英語が不安な方は、BEATSTARSだと日本のトラックメイカーも多いですし、購入方法などをブログで紹介しているのが多いのでお勧めです。

支払いはクレジットカード、もしくはPaypalで行う事ができます。
英語ですが契約書自動で作成され、ダウンロードできるので、トラックメイカー個人から
ビートリーシングでビートを購入するよりもかなり安心です。

ということで記事は以上になります。
これからラッパーを目指す方々の参考に少しでもなったら嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではでは

タイトルとURLをコピーしました